メタバースとVRの進化史とWebコンテンツの歩み

2022年12月30日
 
2023年07月23日

みなさんこんにちは。ゆーろんです。

今回はWeb3.0に関連したコンテンツであるメタバースに関してのこれまでの歩みをまとめてみました。
私個人的には、これにさらに「高性能AI」がWeb3.0の推進を後押しすると見ています。

メタバースのC言語 セカンドライフの誕生

2003年、メタバースの元祖とも言える「Second Life」が登場しました。3DCGで構成された仮想空間のなかでユーザー同士でコミュニケーションが取れたり、商品・土地の売買ができ、現在のメタバースと同様の仮想世界観がここにはありました。

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参考記事(外部リンク)

タイトル

GTA5とオープンワールドの一般化

2013年、米ロックスター・ゲームズ社が「グランド・セフト・オートV」(GTA5)をリリースしました。
このゲームはゲーム史上最高額となる264億円の開発費を費やし作られたGTAシリーズのビックタイトルであり、オープンワールド形式のゲームをさらに一般化させました。リリースから10年以上たった今でも根強いファンが存在しプレイされています。

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さらに先日(2022年)、その続編の「GTA6」の開発中の映像がハッカーにより流出させられ話題となりました。
続編シリーズである「GTA6」は2024/2025年ごろにリリースされるのではないかと噂されています。

VRChatの誕生

2014年、VRとゲーム空間を組み合わせた初のプラットフォームである「VRChat」の開発が始まりました。
今現在、VRChatはVR空間内にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできるソーシャルVRと呼ばれるジャンルのアプリとなりました。2019年後半までの同時接続数は7,500~8500人程でしたが、コロナ渦において利用者数が急増し、2022年1月1日には同時接続ユーザー数が過去最大の約42,000人に到達しました。

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VR元年とHTC Vive

2016年、一般人向けに比較的手ごろな価格(とは言っても6万円以上)で入手できるVR機器である「Oculus Rift」や「HTC Vive」がリリースされました。それ以前のVRは企業の開発用であり素人が手を出せる代物ではありませんでしたが、これを機に大衆にVRが解放されたと言えます。そのためこの年はVR元年と呼ばれています。

また、この年はVR向けのゲームが多く販売された年でもあるため、ゲームの表現が大幅に拡張された年とも言えるでしょう。

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仮想通貨とブロックチェーン技術

2017年、サトシ・ナカモト氏の発想が拡張されたシステムであるブロックチェーン技術を応用した、国家間経済の枠組みにとらわれない新たなる通貨であるビットコインが注目されました。

このビットコインを利用して、何億とお金を得た人たちは「おくりびと」と呼ばれ、人々のあこがれの対象となり仮想通貨の取引所や、その他仮想通貨「ドージコイン」「イーサリアム」「モナコイン」などの発展を促進しました。そのためのこの年は仮想通貨元年と呼ばれます。

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2022年現在、ブロックチェーン技術は通貨だけではなくNFTでも、仮想通貨はメタバース世界での新しい通貨として注目されていて、これらはwebの発展をさらに促進させていくことになると考えられます。

NeosVRとレディープレイヤ1

2018年にVR使用者向けメタバースである「NeosVR」のリリースと、ジュラシックパークシリーズで有名なスピルバーグ監督の映画である「レディープレイヤ1」が公開されました。

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FaceBookの改名(Meta)とメタバース元年

2022年はGAFAMの1つであるFaceBookが社名を「Meta」に変更、「Oculus VR」を買収、そしてメタバース事業に参入することを世界に公表しました。そのため一般大衆にもメタバースの認知が広がり2022年はメタバース元年となりました。
これを機に多くの日本人がメタバースを認知するようになったと言えるでしょう。

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