主要なOSSライセンスのまとめ

2022年12月01日
 
2022年11月30日

今回は有名どころのOSSライセンスに関して3つ程度まとめてみました。

MITライセンス以外のOSSライセンスを理解するための予備録的なものです
開発をする上ではライセンスへの理解は避けては通れないので、ぜひお読みになってください。

OSSの前提知識

OSSとは

OSSはオープンソースソフトウェアの略であり、ソースコードを使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布が可能なソフトウェアの総称です。

OSSライセンスとは

OSSライセンスはOSSの使用許諾条件のことを指し、著作権に基づいたOSSの利用条件を定義するものです。

つまり、OSSライセンスを遵守することを条件に使用が許されていると言えます。
OSSライセンスはOSSの定義に基づく限り、作者が者が独自に定めることができると言えます。

コピーレフトとは

コピーレフトは簡潔に言うと、「OSSから派生ソフトウェアを作成して配布するときは元のOSSと同じ条件でソースコードを公開しなさい」という考え方です。

reverseProxy

OSSライセンスの種類

MITライセンス

MITライセンスはアメリカのマサチューセッツ工科大学が定めたライセンスです。
著作権および許諾を記載すれば、非営利、商用を問わず、使用、改変、複製、再頒布が可能です。

制約が少ないため、GitHub で配布されているオープンソースでも最も利用されているライセンスです。
一番馴染みがあるライセンスだと言えます。

Apacheライセンス

ApacheライセンスはMITライセンスと同様に制限の緩いライセンスです。
ライセンス明記することで商用でも使用・改変・複製・再配布が可能という特徴があります。

BSDライセンス

BSDライセンスはUNIXを開発していたカリフォルニア大学バークレー校が定めたライセンスです。
いくつか種類(四条項版、三条項版、二条項版)がありますが、非営利、商用を問わず、使用、改変、複製、再頒布が可能です。

まとめ

個人的にはOSSは世界中のITの進歩に深く関わっており、我々がフレームワークや言語を簡単に導入したり学習したりできるのはこのおかげであると言えるため、WEBやITに関わる全員が理解しておく必要があると思います。

私自身もOSSライセンスに関して調べていて理解がこれまでより少しは深まったように感じました。
ここまでご覧くださりありがとうございました。

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