皆さんこんにちは。今回から3回にわたって2022年版のGit・GitHubの使い方を確認がてら解説します。
特にGitHubへのアップロード方法がここ2年ほどで変わっているので、その確認にもなると思います。
大体、1記事3分以内で読めるようにまとめますので、最後までお付き合いしていただけると幸いです。
目次
GitにGitHubのユーザ情報を設定する
まずGit側にGitHubのアカウント情報を設定する必要があります。
これを設定しても、リモートリポジトリ(GitHub側)へのコミット時に認証を求められる場合がありますが、こちらも設定しておかないとエラーを吐きますのでぜひ設定しましょう。
git config --global user.name "GitHubユーザ名"
git config --global user.email "GitHub登録メールアドレス"
こちらをコンソールまたはGit Bashに入力することでGitHubのアカウントを設定できます。
また以下のコマンドでGitBashやターミナルへGitHubへのユーザ情報を登録できたかどうかの確認は行えます。
git config --list
新規プロジェクト(ローカルリポジトリ)の作成
ターミナルまたはGit Bashでcdコマンドを用いてプロジェクトにしたいフォルダに移動します。 フォルダの中身はlsコマンドで確認します。
cd ディレクトリ名
次にリポジトリの新規作成を行います。それは以下コマンドで行います。
これを行うことでローカルリポジトリが作成できます。これにより .gitファイルが作成されます。
git init
ローカルリポジトリへのコミット
まず、ローカルリポジトリへコミットするにはファイルの変更をステージングエリアへ追加する必要があります。
以下コマンドでステージングエリアへの追加は行えます。引数は「.」ですべてのファイルをステージングエリアへ追加可能です。
git add ファイル名
git add .
次にローカルリポジトリにコミットします。
コミットメッセージはこのコマンドのオプションで設定しvimエディタは開かないものとします。
git commit -m \"コミットメッセージ\"
リポジトリの状態・コミット変更履歴の確認方法
git status
git log
上記のコマンドでリポジトリの状態とコミットできかたか確認できます。
git log --oneline # 1行表示
git log -n 数字 ## 表示数の制限表示
git logに関しては上記のようなオプションがあります。
git rm ファイル名
ファイルの削除のステージングエリアへ追加は上記コマンドで行います。
リモートリポジトリへのコミットとGitHubへのリモートリポジトリ設定
まず、GitHubにリモートリポジトリを用意します。リモートリポジトリを作成して、下のイメージのようなサイトを作ったらそのURLをコピーします。
URLをコピーしたら、下記のようなコマンドをターミナルまたはGit Bashに打ち込みます。
git remote add origin "GitHubリポジトリURL"
「origin」はデフォルトで使われる名前(エリアス名)ですが、他の名前も指定可能です。またこの後別ウィンドウまたはターミナルにgithubのアカウント名とパスワードの入力が求められる場合があります。
次にリモートリポジトリへの送信するコマンドを打ち込みます。
git push origin main
上記コマンドはoriginという名前でmain(メインブランチ)に登録することを示します。エリアス名やブランチ名が異なる場合は適宜変えてください。
.gitignoreに関して
このファイルでgitで管理したくないファイルを指定可能です。 例えば以下のようなものです。
#拡張子ファイルを無視 .拡張子
#指定したファイルの除外 ファイル名
#ディレクトリ以下で除外(特定ファイルの無視) フォルダ名/