話題の「手のひらネットワーク機器」レビュー
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話題の「手のひらネットワーク機器」レビュー

ブログ ネットワーク

こんにちは。ゆーろんです。 先日からインフラ界隈で話題になっている。カプセルトイの「手のひらネットワーク機器」を入手してきたのでレビューしようと思います。

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ゆーろん

サイト運営者は大学ではネットワークの研究室に所属していたよ~(実機は見たけどコロナの関係で触れる機会がありませんでした)

 

開封レビュー
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入手したのは下記のものです。

画像1

 

開封前は以下のような感じです。(4つ購入しました) ちなみにガチャの購入の際、ガチャの量は残り半分ほどになっていました。

ちなみにA10はダブり、CiscoのM8は出ませんでした。 ダブってもサーバラックが組み立てられるのがよいですね。

 

ルータやスイッチのフィギュアは細部までしっかり印刷されており、クオリティが高いです。(横面のシールを変えれれば違う型番の機器にもできそう…)

配線はテキトウですが、なかなかコードなどの出来も良いです。 第2弾のシリーズも出てほしいですね。他メーカ(JuniperやPaloalto、NEC、ヤマハなど)の機器もあったら面白いかもしれません。

 

フィギュアのモデルとネットワークの小話
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【A10】Thunder 7655S
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サイバー攻撃を防御するセキュリティ機能や、高速なアプリケーション配信機能を実現するためのアプリケーションサービスゲートウェイです。

【Cisco】C9300-48UXM
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ネットワーク機器大手ベンダーのCiscoのL3スイッチで、コンピューターやアクセスポイント、サーバーなどを接続し、ネットワーク上でデータのやりとりを可能にします。

【Cisco】MX85
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同じくネットワーク機器大手ベンダーのCiscoのルータで、ネットワーク上の通信を監視し、不正なアクセスや攻撃を検知して防御する「クラウド管理型セキュリティ& SD-WAN アプライアンス」の機能があります。

【古河電工】FITELnet FX2
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古河電工のルータで、LANやWANなどの通信回線を接続し、高速かつ大容量のデータ通信を実現する機能があります。

ネットワーク機器の国内シェア
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参考までに、国内のネットワーク機器の各メーカのシェアの割合を示します(2021年のもの)。

画像4

やはり、圧倒的Cisco社の一人勝ちですね。ガチャフィギュアになるだけあります。

FaceImage

ゆーろん

研究室に置いてあったルータもCisco製でしたね~

 

各ネットワーク機器に関して
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このガチャのモデルとなったネットワーク機器で提供されるネットワーク機器の機能をこの際一応簡単に解説しておきます。

AGW
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AGW(アプリケーションゲートウェイ)はアプリケーションごとに通信制御を行うことの可能なファイアウォールの一種です。 通信を行うアプリの種類に合わせて、ファイアウォールがデータを解釈・制御することで、セキュリティのリスクを低減することが可能です。

L3スイッチ
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L3スイッチはOSI参照モデルでいうL3(ネットワーク層)レベルでデータ送信が可能な機器です。 主に異なるLANのネットワーク間をつなぐのに使用されます(VLAN)。ルータとの違いはNAT(プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する仕組み)やセキュリティ機能がないことです。

ルータ
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ルータはLANとWANやサービス提供サーバが設置されたDMZをつなぐために使用される機器であり、IPアドレスを変換するNATの機能があります。 また中にはVPNやセキュリティ機能を備えるルータもあります。

 

まとめ
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ここまでで、レビューとネットワーク機器、機能を簡単に紹介・解説しました。

これらのネットワーク機器は実際に購入すると10万単位でかなり高いため購入をためらいますが、カプセルガチャなら容易に購入して楽しめますね。 ここまでご覧くださりありがとうございました。

 

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